いろんな場面で、子どもを「指導」しようとしていたり、何かをできるように「させたり」しようとしている場面に出くわすと、今の自分はなんだか苦しくなってくるんですよね。
そして、それが「当たり前でしょ」な場だと余計に。
なんでかな。
今は、私は、
「子どもの中にあるものを引き出すにはどんな環境や条件を整えたらいいかな…」
という視点で考えることが多いから、それと反対に、
「もっていないのだから、足さないといけない」
てきな空気は苦手になったんだな、と感じる。まあ、かつての私もそうだったんだけど。
どちらが「正しい」わけでもないと思うけれど、私はやっぱり人はそもそも「もっている」し「もってもいない」から、だからこそ、「もっているもの」を自分で引き出す、引き出してきた、という経験を子どもたちにはくぐらせていきたいな、と思っています。
だから、よそから見ると、たぶんまどろっこしいこと、やっています。