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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■「現場」

■「現場」

 

 今日は、ご縁があって、市内の様々な学校の特別支援学級にお子さんが通っている保護者の方々の会に声を掛けていただき、参加しました。

 

 私が大切にしていること、心掛けていることも聞いていただきました。

 そして、保護者の方々からも、様々な現場のお話も聴くことができました。

 

 もちろん、現場によっては、うまくいっていることも、うまくいっていないことも、たくさんあります。そして、その中で悩む親御さんの言葉も。

 

 自分の見える世界は、ほんの一部なんだなあ、と分かります。

 こうやって、いろんな場に出向いて行って、いろんな方々と会い、直接話を聞いたりすることで、分からないところを少しずつ埋めていく作業です。

 

 

 巨大なジグソーパズルのパーツを少しずつ集めて、集めれば集めるほど、持っていないパーツの多さにも気付く、そんな感じですね。

 

 だから、全部のパーツを集めて、パズルを一人で完成させようとは思いません。一緒にパーツを集める仲間を増やして、みんなでパズルをつくる作業をやり続ける、そんなことなんだな、と思います。

 

 『学び合い』の考え方、だな…やはり。

 もがく、もがき続ける、って言葉を西川先生は言っていたけど、そういうことなんだな、と思います。

 

 ある保護者さんの、心に残ったことば。

「『私も研修や本で勉強します』って、いってくれるんだけど。そうじゃなくて、『この子について、もっと教えてください』って私にきいてほしいの。」

 

 考えさせられます。

 足下をみる、現場にいる、現場に出向く。そしてよく見る、よく聴く。

 

 最後はそこかな、と思いました。

 

 

 

 そういえば、

「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!」

ってセリフがあったなー。