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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■プレーは始まっていた…。

 「すてきな学校をつくる」ミーティング、キックオフ会。

 

 なんていったらいいのか…適切ではないんだけど、はっと気が付いたらラグビー(まあサッカーでも何でもいいのですが)のプレーの真っ最中に自分もいて、なんだか分からないけれど、パスを受け取っていた…そして

「こっちにパスを出せ!」

っていう、「チームメート」が何人もいた…。

(え?ええ??)

って感じになって、プレーは始まっていた、そんな感じでした。

(なんと煮え切らない表現か、とあきれるが)

 

 私だって、「すてきな学級をつくりたい」そこから「すてきな学校をつくりたい」へと、自分の思いを膨らまして、試行錯誤をしながら前に進んできたつもり。

 

 でも、それは、あくまで、自分が「学校」という組織の中にいて、その立場で何か変えられないか、何かもっと「自然な」かたちにならないものか、というレベル。

 

 もちろん、仲間に、本当に学校を作っちゃった人もいるけれど、それはまた別世界のこと…と思っていたんだけど。

 

 でもね、今回集まったメンバーで、

「こんな学校だといいよね…」

って話したことが、本当にすごかった。

 

 願いだから、それは一つ一つ抽象的な言葉もたくさんあるんだけど、それを説明するエピソードがむっちゃ具体的で、動画モード。すっと考えてきたんだろうなあ…ってことが感じられる、そんな印象。

 そして、そこには一人の小学生も参加していたのですが、その子が、本当に自分の考えをしっかり話せる子で。

 

 「学校はさ、これを学びたい、って思うことを学ばせてくれないんだもん。時間が無い、時間が無い、って言ってさ。だから、どうせ届かない…ってなっちゃうんだ。」

 

 

 他のメンバーと話していても感じたのも

(こういう話題に、現場の教員はついて行けるのか?いやあ、このレベルで話せないんじゃない?)

って正直、思ってしまった。

 

 それくらい、今は、もう関心のある保護者や学校外の方のほうが、全体を見ている、そんな気がしました。

 

 

 置いて行かれるのは、もしかしたら、いつまでも旧態依然とした「学校」なんじゃないか…と、本当に感じてしまったな…。

 

 

 「やりたいに、理由はない、いらない。」

と言ったあるメンバーに、言葉だけではない、そんな覚悟と思いを感じて。

 

 むむむ、どうなる、どうする。

 

しいたけ占いでは、確かに

「今週のあなたは『私を止めないで!と叫んでやりたい放題やっちゃってくださいね。」と書いてあった。うける笑。

 

 そして「血が騒ぐシーンがありそう」だって。

 

 しいたけさん、すごいな。

 

 

 自分を後押しするのに、必死だ。