次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■「子どもたちもがんばった!私たちもがんばったよね!」の場、「催し」

 昨日は、2学期の終業式。

 

 終業式が終わった後の体育館で、(いろんな経緯は省きますが笑)、子どもたちが

ジャンボリミッキーをみんなで踊って、それで、最後なぜかの「一本締め」笑。

 

 それを周りで先生たちが にこにこして見て入る光景。

(なんかいいなあ、こういう終わり方っていいよなあ)

って思います。

 

 さて、午後は私たちの「2学期振り返り&次年度計画全体会1」

 

 今回は、まずは、2学期の子どもたちのよさや自分たちのがんばりを「ちゃんと」聴き合って共有する、が大切な目的。それがあってやっと、

「課題はここかな」「実はここは困っていたところなんだよね」が「悪かったところ」の「反省」としてではなく「チャレンジポイント」認識できる、次へのスタートが切れると思うから。

 

 チェックインでは、グループごとにトーク
 若い先生方たちが、
「たいへんなこともあったけれど、楽しかった。」
「子どもたちとたくさん遊んだり関われたりできて楽しい。」
ということを、言葉だけでなく
(確かにそんな感じだったね)
と聴いているこちらも、そう思える、イメージが浮かぶそんなやりとり。

 けらけら笑いながら登校する子どもたち、そして保護者アンケートなどからも、学校がちゃんと信頼してもらえて居るんだな、って安心できる日々。何か特別なことを掲げて「する」ことよりも、なんでわからないけどなぜかそんな感じになっている、そこが本当に価値あること、だなあと思います。

「子どもたちもがんばった!私たちもがんばったよね!」ってまずはお互いにエンパワーし合うことって本当に大切。

 そんなんじゃ自分(たち)に甘い?

 私たちも人間だから、認めてもらいたいし応援してもらいたい。それがあるから、「次もガンバロー」ってなれるんじゃないかな、と思います。批判や非難、ダメだしだけでは、私たち一人ひとりの、異なる最大パフォーマンスは発揮できませんもの。

 私たちだって、みんな違う。だから、みんなが違った、「私の最大パフォーマンス」が出せる、出してもいい環境を自分たちでつくらないとね。

 

 だから、対話の場。

 

 イエナプラン的に言えば、一つの「催し」。