■表現すること、と感性を働かせること、それは生きること。そこに自己選択と自己決定
2023年、キーワードとして掲げていたのは以下。
〇本来無一物
〇偶然に身を委ねる 散歩をするが如く
〇楽しく飄々とSECOND
〇「脚力」…そもそも、やコンセプトに立ち返る。些事に流されず、流されたら戻る
短時間でも毎日目にするように、私の日々の振り返り(echo)
のトップページにあげていました。
執着しすぎることなく、肩の力を抜いて、広い視野で(広い視野をもてるように)。それでいて軸を確かに。
そんなイメージです。
「お互いがお互いを尊重し合う社会を実現したい」
そのために、微力であっても、自分ができることをしたいと考えているからです。
学校の教員をしているから、なおさら。
教室、学校、職場、地域社会…そのために対話のきっかけをいろんな形でつくれたらいいな、と思います。
表現すること、感性を働かせること。
それと生きること。
そこに自己選択と自己決定。
これらの言葉は、年末にかけていろんな本を読んだり他者と対話したりする中で、じっくりじっくりつながってくる感覚を得ることができました。それが今年の成果です。
どの言葉も、以前から
「そりゃあ、大切だよね」
と思ってはいたと思いますが、螺旋階段をぐるぐる上って、たくさんのエピソードを纏って、前よりはちょっと高い位置からそれらの「抽象的な」言葉を感じることができるようになってきたかな、と思います。
ぐるぐる回ってまた元のところに戻ってきたな、そう感じることも多いのですが、ぐるっと回った分だけ、ちょっと上に登っていたのかもな、と思えます。
ぐるっと回っている間は、やっぱり、「具体的な」ことをあれこれ考えたり試したりすることになります。うまくいくこともあればうまくいかないこともまた多いものです。悩みもたくさんです。
メタに留まり続けながらも、抽象と具体の間を行ったり来たりする、なんとなくですが、そんなことも少しできた1年。
野谷先生の言う「立ち止まる脚力」、もっともっと付けたいなあ。
https://voicy.jp/channel/794/441848
それが来年のチャレンジの核になるかな、と思っています。
不徳の致すところで、失敗もあったのだけど、それは今後の糧にします。
ゆっくりでも、螺旋階段を上りたいです。
確信をもった「ゆる」スタイル。そんな感じで笑。
私に関わってくださった子どもたちや多くの方々、そして本やVOICY
から多くのことを学ばせていただきました。
感謝です。