■ 独占したい気持ちも大事にしたいな
小学校の低学年。
実のところ、6才とか7才ってこと、私からみると、超若い!
まだそのくらいなんだから、独占したい!って気持ちがあるのは当たり前だし、むしろ今のうちにたっぷり「独占できた」って体験も味わっておくことは必要だよね、とも思っている。
ものだけでなくて、お友達を独占したい、先生を独占したい、っていうのも自然な感情の流れ。大人としては(もう自分が大人になってしまっているから)、「その子」のそういう姿や言動を、ついつい注意してしまう気持ちも分かる。かつては私もそうだった。
「ちゃんと、みんなで」「一緒に」「交代交代で」
それは「正しい」。
でも「その子」にしてみれば、別に「わがまま」を言っているわけでも「意地悪」をしているわけでも、本当はないんだと思う。純粋に「ほしい!」「~したい!」って気持ちがそこにあるだけ。
そこは受け止めてあげたいな、と思う。
そこがあれば、今度は
「みんなでやろう!分けよう!」「一緒にやろう!」
ってなっていくはず。そこは信じられる。
今は、今日は、そういう気分なんだよね、ってこと。
小さいうちは特に、自分の気持ちに正直に生きて、それで友達ともぶつかったりする、そうやって学んでいっていいいんだと思っている。
「物わかりのいい子」だって、本当は独占したいときだってあるんだから、と思う。
それでいいんだ、それが普通だよ、って言ってあげたいな。