次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

感情のありか

 最近、ちょっと意識していること。

 

 それは

(自分の感情がいま、どこにあるのかな?)

ってキャッチすること。



 

 一日過ごしていると、その中でいろんな感情の動き、変化ってあるはず。

でも、案外、それって意識していないと流れてしまうな…って思ったから。

 

 心のどこかに

(感情をそうそう動かすのは…)

っていう感覚が自分の奥底にあるのかも?と思い当たることもあるし。

 

 

 だから意識的に自分の感情をモニターしている笑。

 それから、その感情を出して見ることも。

 

 ポジティブな感情は出すことにためらいはないけれど、ネガティブなそれは出しにくい。出してはいけないのでは?と考えてしまう節もある。

 

 でも、ネガティブな感情も(人にぶつけるのはどうかと思うが)出したほうがいいかも、と思ってきている。

 

 先日、ちょっと自分が嫌な気分になる出来事があった。もちろん自分にも落ち度があってのことで、それも分かった上で、でも嫌なんだよな、と思うこと。

 

(ああ、これは出しておこう…)

って冷静に考えることができて、

「これは、ちょっと嫌な気分になりましたね…」

って言ってみた。言われた人は(私は決して、その人に向けて言った訳ではないんだけど)

「でも、・・・!」

って返してくれたけど、

「でも、私は嫌な気分になったことはなりました。」

って言ってみたんだよね。

 

 

 けっこう、すっきりした笑。

 

 

 次の日も、その方とは普通に話すし、談笑もする。

 むしろ、距離感がもっと縮まった気さえする、自分では。

 

 

 自分の感情のありかをリサーチ、そしてそれを必要に応じて出してみること。ちょっと意識していること。