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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

起点

 夏季休業日。

 

 子どもたちは休みだけど、大人は、そうではない。でも、普段より気持ちに余裕が生まれるのは、そう。

 

 この日。

 

 この機会に、ってことで私と若い先生たちとで、普段なかなか手が届かない場所の草刈りをすることに。

 

 刈り払い機。

 

 けっこう汗だくになって、二時間弱やった感じ。

 

「いやあ、暑かったねー」

なんていいながら、お昼を食べて。

 

 「昼休み、キャッチボールとかバドミントンしませんか~」

って誘ってもらって、一緒にやることになりました。若い先生4人と混ぜてもらって私。

 

 正味30分くらいだったけれど、なんか、楽しかったなー。職場には、こういう時間、こういうコミュニケーションがやっぱりあったほうが断然いいな、と感じます。仕事に直接関係ないかもしれないけど、実は実は、スムーズな連携はこういうのがベースになっていたりするものです。

 

 この「起点」はいくつかあって、1つは、私が刈り払い機を持ち出したときに

「あ、ぼくも一緒にやりたいですー!」

て声を出した若い先生の一言。それから、途中から草集めに出てくださった若い女の先生、そこからの

「キャッチボールしませんか?」

のお誘いを複数人に掛ける…みたいな。

 

 

 一緒に何かをする、体を使ってする、普段とは違ったコミュニケーションをとる、そんな起点を探してみると結構あるし、それを逃さないと何かが進むんじゃないかな…そんなことを考えたりしたこの日。

 

 スポーツでも、得点の起点になるワンプレーってありますよね?そんなイメージ。