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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■「長い長い…」

■「長い長い…」

 

 ああ、そうかあ、と思ったこと。

 

 子どもたちが放課後も、友達同士で体を動かして遊べる機会があるといいなと考え、保護者有志で企画した会の第1回目が先月ありました。

 

 私が子どものころと違って、今時は、放課後に校庭で好きに遊んでから下校する、なんてことがなかなかできなくなっています。

 それには、いろんな事情があるのも分かるから、いいとか悪いとかの問題でもなくて。

 

 とはいえ、子どもたちも少なくなり、学区が広くなったのも相まって、学校でないと友達と遊べないという事情を抱えた子たちも多いのも事実。

 

 そんな訳で、

「じゃあ、大人たちができることをしようか」

と企画したのが、先ほどの「放課後あそぼうよ会」。

 

 放課後に、保護者の中のご都合のつく方が子どもたちの見守りをしてくださって、その間、子どもたちは、自分が好きな遊びを好きな人と時間まで遊ぶ、というもの。

 

 保護者の方も、子どもたちと一緒にキャッチボールやサッカーをしたり。私も一緒に入って長縄を回したりもしました。

 子どもたちは、それぞれ、あっちに混ざったりこっちに混ざったりしながら自由に、ただ遊ぶ、そんな時間でした。

 

 

 今日、ある打ち合わせで、私の勤務するセンターに保護者の方々が来てくださいました。その合間に、あるお母さんが

「先月のあそぼうよ会ね、うちの子が『楽しかった~』って帰ってきたの。それで『なんかね、長い長い休み時間みたいだったんだー』っていっていた。笑」

と話してくださいました。

 

 

(そうかあ、長い長い休み時間、かあ、たしかになあ。)

と思ったのでした。

 

 「休み時間」そりゃあ、大切だよね。

 そして

(もっともっとたくさんみんなと遊びたいよねえ)

とも思ったのでした。

 

手を寄せ合う